校正者のお仕事道具
- hiramekey
- 2022年6月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年12月28日
今日は、校正の仕事をする時の仲間たちをご紹介します(^^)

(1)赤ペン
文章を校正することを、赤を入れるとも言います。校正者にとって、赤ペンは必須アイテム。赤鉛筆でもいいし、油性ボールペンでもいいのですが、私の好みは0.5mmの水性ペンです。見やすいかどうかと、書き心地が大事。
(2)蛍光マーカー・ダーマトグラフ
文章をチェックしていく際、問題がない箇所に蛍光マーカーやダーマトで線を引きます。校正が済んだ箇所が一目で分かり、依頼者様側からしても「ちゃんと見てもらっている」という安心感があると思います。

ライター時代は蛍光マーカー、校正専門会社ではダーマトを使っていました。あとで確認が必要なところには別の色で丸をつけて、分かるようにしておきます。
今は黄色とピンクの蛍光マーカーを使っていますが、ダーマトに変えるか検討中です。
(3)国語辞典・用字用語辞典
校正していて「この言葉は正しいかな?」と少しでも思った場合は、辞書で調べます。とくにこだわりはなく、ずっと三省堂の新明解国語辞典を愛用しています。
また校正時にとっても役に立つのが、用字用語辞典。新聞社校閲部に入った時にその存在を知りました。辞書が言葉そのものについて説明しているのに対して、用字用語辞典は言葉の使い方を載せています。

例えば「文章の内容がかたい」と書きたい場合、「かたい」はどの漢字を使うのが正しいのか。使い方の例文がたくさん載っているため、大抵の疑問はすぐに解決します。(正解は「硬い」)
共同通信社の用字用語辞典がメジャーなようですが、私は好みで読売新聞のものを使っています。
(4)その他
現在手元にないのですが・・・快適に仕事をするためにあると良さそうなもの。プリンターとスキャナー。
コンビニですぐに印刷ができる環境ですし、プリンターは場所を取るためまだ導入していません。大量に印刷する場合は、やはり持っていた方がよさそうですよね。これから検討したいと思います。
赤ペンと辞書と用字用語辞典があれば十分校正の仕事はできます。
校正の仕事に興味がある方は、ご参考まで(^^)/


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