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校正を入れることのメリットとは

  • hiramekey
  • 2022年6月16日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年12月28日


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プロの校正者にチェックをしてもらう際、「校正を入れる」と表現します。「入れる」は「追加する」のニュアンス。もともと組み込まれているものであれば、「入れる」という表現にはなりません。なければそれで構わないという意味のように感じます。


では、「なければそれで構わない・マストではない」校正をあえて入れるメリットとは何でしょうか。






メリットその1 伝えたいことが正確に伝わる


文章を書いて発信をする時、大抵の場合、何かしらの目的や想いがあると思います。その目的が達成されなければ、想いが届かなければ、意味がありません。

(中にはただ発信するだけで満足、という人もいるかもしれませんが・・・)


私も気を付けていますが、人は独りよがりの文章を書きがちです。発信したい気持ちが強すぎて、読み手にきちんと伝わるのか、読み手がどう感じるかまで考える余裕がないんですね。そのまま世に出したら、場合によっては人に誤解を与えてしまったり、不快な気持ちにさせてしまったり・・・


せっかく時間をかけて書いたのに、伝えたい想いが届かないどころかマイナスの結果を生んでしまうなんて、悲しくありませんか?


校正を入れることで、伝えたいことがより正確に伝わります。多くの人の目に触れる前に、最初の読み手として文章のプロである校正者にみてもらえば安心。誤った表現や分かりにくい表現を厳しくチェックしてもらえるため、不安なく文章を世に送り出すことができます。



メリットその2 発信者への信頼・イメージアップに繋がる


ネットニュースの記事を読んでいると、誤字・脱字を発見することがあります。職業柄ちょっとした誤植にもよく気が付くのですが、ちょっとどころではないことも(笑)。

コメントには間違いを指摘する内容がたくさん見受けられ、そのほとんどが批判的です。


誤字・脱字が多いとなぜか信憑性も低いように感じるから不思議。そのような記事を出す発信者に対して、良い印象を持つ人は少ないですよね。逆に、間違いがなくきれいに整った文章は、読み手に良い印象を与えます。私の意見ですが、特に個人でビジネスをしている人にとって、整った文章を発信することはとても重要だと思っています。


私たちは文章を読んで、書いた人をイメージします。もちろん文章の書き方だけでその人の人間性まで判断することはできません。しかし、きちんと整った文章を書く人に対して「細かいところまで行き届いた人だな」「丁寧に仕事をしてくれそうだな」などの良い印象を持つことは確かです。そして信頼度も上がります。


校正を入れることは、ビジネスチャンスを掴むきっかけにもなり得ます。



メリットその3 思い込みや間違いに気付くことができる


ライターとして雑誌制作をしていた頃は、校正をしてもらう立場でした。当時は校正結果が戻ってくる度に「いったい何を指摘されるんだろう・・・」とドキドキしていました。間違いを指摘される=自分が否定されているように感じていたのだと思います。間違う自分はダメ!と自己否定することを恐れていたんでしょうね。


しかし見方を変えれば、世の中に出す前に間違いを指摘してもらったおかげで、大きな問題にならずに済んでいます。それだけでなく、指摘してもらった間違いは記憶に残り、同じ間違いをするリスクが減ります。それまで当たり前だと思い込んで疑いもしなかったことが、実はそうではなかったと気付かされることもありました。


そうやって気付きを得て、正しい表現を上書きしていくことで、自分自身も整ってきたような気がします。校正を通して新しい言葉や表現を知ることができるため、表現の幅を広げる効果もありますよ。


校正を入れることは、個人的にはメリットしかないと思っています。デメリットはお金が発生することくらい・・・?


形として手元に残るものではありませんが、お客様からの信頼獲得や文章力アップが期待できると考えれば、そこに価値が見出せるのではないでしょうか。

 
 
 

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